中国画巨匠黄公望先生の画集です。
1269年、蘇州(現・江蘇省)常熟に生まれました。
両親が早世したことにより浙江省温州の黄家に養子に出されて黄家で十分な教育を受けて育ちました。
黄は才能はありましたが元の時代は士大夫の登竜門でありましたが
科挙は不定期にしか実施されずに行われたとしても旧南宋領域の住人(いわゆる「南人」)には
著しく不利であったため長らく官に就けませんでした。
40歳を過ぎて初めて蘇州の属吏となるも程なく黄自身は無関係の徴税不正事件に
連座して失職しており官界での前途を断たれました。
その後黄は官途に就こうとせず占い師や戯曲家、道士などの遍歴を重ねるましたが
この間は趙孟の知己を得て絵画を志して50歳を過ぎて本格的な画家活動に入り
「九峰雪霽図」などを世に送り出しました。
79歳の頃に浙江省富陽に移住してこの地で描かれた「富春山居図」は
史上最高峰の水墨画として知られています。

ISBN：9787514900682
シリーズ:中国画大師経典系列叢書
出版日:2011年5月1日
言語:中国語(簡体) 
ページ:55
商品サイズ：B4　27.6 x 27.6 x 0.8cm
商品重量: 460g
発送方法：メール便