「館蔵国宝墨蹟・文徴明書早朝詩」は「館蔵国宝墨蹟」シリーズの叢書の一つであり、
館蔵の底本を精選し初の4色精刷として専門家の釈文を招いた。
この巻は文殊明行書の逸品で「奉天門朝見」、「雨の中で左に向かって掖」、
「下向観駕幸文華講書」、「奉天殿早朝二首」、「西苑」、「秋日再経西苑」、「雪後早朝」、
「元旦朝賀」、「大駕還南郊」、「慶成宴」、「端午賜扇」、「賜長命彩縷」、「内自有感」、
「禁中芍薬」の14首を収めた。
文氏钤には「休雲」朱文楕円印、「徴仲」朱文印、「衡山」朱文印、「惟庚寅吾以降」朱文印がある。
その中で、「唯一庚寅吾以降」の一印は文氏生年印であり「離騒」という句を出し、
極めて稀に見られる。
文氏钤この印はこれがその心の手の両暢の神品として十分に見られる。
文氏書の風は温潤で秀逸で、法度は謹厳で意態が生き生きしており、
行間には温和で上品な雰囲気が漂っている。この巻は清宮内府所蔵で、
「嘉慶御覧の宝」、「嘉慶鑑賞」、「石渠宝笈」、「宝笈三編」、「三希堂精鑑璽」、
「宜子孫」の6枚の内府所蔵印がある。
縦25.6センチ、横446センチで、現在吉林省博物館に所蔵されている。

ISBN：9787532633319
シリーズ名：館蔵国宝墨跡
出版日：2011年5月1日
言語：中国語(簡体・繁体) 
ページ：28
商品サイズ：A4　29.0 x 20.0 x 0.4cm
商品重量：140g
発送方法：メール便