《形色面診》（けいしょくめんしん）は中医学の望診（もうしん）の知識を用いて、
人の目を通じて顔の形や色の変化、そして頭部、目、鼻、耳、口唇、歯と歯茎、
喉の正常な形と病的な変化を観察して疾病を診断する手法です。
この本は読者にこれらの知識をわかりやすく紹介しています。
全体で9つの部分から構成されており各部分ではまず顔の各器官の正常な機能と形、
そしてそれらの変化に基づいて疾患を診断するための手がかりについて説明されています。
これにより読者は短時間で自己診断の知識を習得することができます。
自身の顔の変化を観察することで疾病を判断、自己診断を行い、
可能な場合には他人の診断にも役立てることができます。

私たちはこの小冊子の出版と普及を通じて読者が自身の体に関する理解を広げ、
日常の健康を維持するための有益な情報源となり家庭の幸福と喜びを増進するのに
役立つことを願っています。