王鐸（1592-1652）は字を「覚斯」とし号を「嵩樵」および「痴庵」と称し、
また「烟谭渔叟」とも署名していました。
彼は孟津（現在の河南省孟津市）の出身です。
彼は博学で古典に通じて詩文に優れていました。
彼の学識は幅広く詩文、書画のすべてで成果を上げ特に書法は独自の特徴を持ち、
世界中で「神筆王鈍」と称えられていました。
彼の書法は董其昌と並び称され明末には「南董北王」と呼ばれていました。
彼の筆致は規範を守りつつも自在に広がりを持ち力強さを感じさせるものでした。
王鐸は行草（草書）を得意としてその筆致は大胆で力強く洒落たもので、
鮮やかさと爽快さが感じられます。
彼の代表作「中国歴代書法名家作品集字 王鈍三字経」は王鈍の書法を集めたもので、
その中には一般の人にも広く知られた作品が含まれています。
これは小中学生や書道愛好者にとって模写や学習に適した優れた普及本です。
選ばれた内容は中国の伝統文化の理念をうまく伝えるものです。

ISBN：9787102087092
出版社：人民美術出版社
出版日:2021年07月
言語:中国語(簡体・繁体)
ページ:68
商品サイズ:A4　34.0 x 24.5 x 0.5cm
商品重量:380g
発送方法：メール便