雲と水は山水画の中でかなり重要な位置を占めている。
雲も水も流動的で豊富な変化があるだけでなく瞬時に幻化し形態が異なる。
1枚の山水画の中で山並みの重なり険しい峰がそびえ横の空の外にそびえている。
雲霧もやのはかなさ不思議で絶妙で一瞬にして変化がない霊泉飛瀑、激流飛乱流、
これらはすべて飛動している。
しかし山石峰体はまた静まり返っていて、この「動」と「静」は画面を一新させ、
鑑賞者にその形を見てその音を聞いて旋回し考えが絶えない。
そのため雲と水は山水画の中で直観的なイメージだけでなく、
画面のリズムを調整する役割を果たしている。
宋代の著名な画家郭熙は「山は水を血脈とし、草木を毛とし煙雲を神采とし故に山は水を得て生き、
草木を得て華とし煙雲を得て美しく水は山を顔とし亭の高殿を目ざしている。
漁釣を精神とし故に水は山を得て媚び亭の高殿を得て明るく漁釣を得て広々とし、
この山水の配置も」と述べた。

※出版年が古く相応に経年劣化が進んでいますので予めご了承願います。

ISBN：9787807382119
シリーズ名:工画描山水画
出版日:2007年6月
言語:中国語(簡体) 
ページ:48
商品サイズ：B4　38.5 x 25.8 x 0.3cm
商品重量:280g
発送方法：定形外郵便