日本の漢字で日本語に翻訳すると「集字聖教序」とは、
唐代の長安にある弘福寺の僧侶である懐仁が内府に保管されていた
王羲之の行書の墨跡から字を集めて作成したものであり後に石に刻され、
現在は西安の碑林に残っています。
この碑は歴代の書家によって重要視され行書の最高の手本とされています。王鐸（1592-1652）、
字は覚斯、号は嵩樵といいます。
河南省孟津出身の清代の書法家です。
行書に優れ顔真卿や米フツの影響を多く受け力強い筆致で布白技法に長けています。
遼寧省博物館には「王鐸臨集字聖教序」という作品が所蔵されており、
これは書家の早期の作品です。
評論家によればこの作品は筆致が飛び交い線が連なり墨が滲み意味が円滑で、
神髄に達していると評されています。 編者はこの貴重な作品を民国時代に商務印書館が影印した
『集字聖教序』の宋拓本と対照させ書の学習に役立てるために本書を編集しました。
本書の編排と解釈は臨本を基準にし拓本と一字一句を対照させており、
解釈には調整が加えられています。
両者が一致しない箇所では拓本の原文が括弧で注釈されています。

※輸入書籍です。
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ISBN：9787532653539
シリーズ名：一碑一帖
出版日:2019年7月1日
言語:中国語(簡体・繁体)
ページ:31
商品サイズ：B4　37.0 x 26.0 x 0.6cm
商品重量:230g
発送方法:定形外郵便