趙孟フ（1254-1322年）字子昂、号松雪道人、善書画、精鑑賞。
虞集『道園学古録』によると『書道は非常に難しく素質を得て学力を得ている。
素質が高くて学力があり奥ゆかしくなくて神格化している者もいる。
趙松雪書は筆が流暢で学も深くその本を見て心を得て文になる。
楷書法は『洛神賦』を深く得てその標識を独占し『聖教序』に造詣してその部屋に入る。
草書に至っては、『十七帖』を満腹にするその形を変えることは本の兼学力の素質、
精奥神化は及ばないと言える。』
『高峰和尚形』は墨跡本の長巻であり書風の判断によると趙孟フ中晩年の佳作に属すべきである。
一気呵成で筆力が足りず人も本も老い、化境に達したと言える。
『東図玄観』はこの巻にも記録があり明嘉靖年間に韓世能、逢禧父子の手に隠れていたが、
その後転々と伝えられ故宮博物院に現存している。
高峰和尚は元代から名高い高僧で禅宗の『明心見性』の思想を継承しています。
『無心三昧に自然に入らなければならない』と強調して最終的に『元来尽大地は選仏場であり、
大地を尽すのは自分である』と悟った。
その門下には中峰明本、断崖了義、大覚祖雍、空中休暇などがある。『高峰原妙禅師語録』
『高峰和尚禅要』が世に出た。
この巻は非常に高い鑑賞価値があるだけでなくその内容を読むことで仏学の義理を悟ることもできる。
趙子昂は生涯書画に情を寄せ参禅して論道したがこの巻は本の双璧と言え子昂の精神を得た。
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ISBN：9787547217252
シリーズ名：天下墨宝
出版日:2016年4月1日
言語:中国語(簡体・繁体)
ページ:44
商品サイズ:A4　28.0 x 20.2 x 0.5cm
商品重量:250g
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