『乙瑛碑』は、全称「漢魯相乙瑛請置孔廟百石卒史碑」、別名「孔廟置守廟百石卒史碑」、
「孔廟置守廟百石孔龢碑」または「孔龢碑」などとも呼ばれる。
碑文には司徒呉雄、司空趙戒が前魯相乙瑛の言葉に基づいて記録されており、
上書は孔子廟のために守廟百石卒史一人を設置して礼器廟の祭祀を執るための往来文書を求めている。
後漢詔報文書制度と書式を保存して『史記』の関連文献と相互に証明することができる。
碑文は刻立時間を記録しておらず、多くの碑文記事を著録した後漢桓帝永興元年（一五三）。
原石は山東省曲阜市孔廟東庑に立てられ孔廟漢魏碑刻陳列館が現存している。
碑は高さ百九十八センチ、幅九十一時五センチ、厚さ二十二センチ。隷書は18行、行は40字。
尾附刻北宋嘉佑七年（一〇六二）張稚圭正書題記及びその書「後漢鐘太尉書」六字。
『集古録』『金石録』などの宋人の著作にはすべて著作がある。
古人はこの碑を「叙事簡古、隷法逸」、「文は爾雅簡質、書は復高古超逸」と評価して
文字、書道ともに漢碑の名品を列挙し、『史晨碑』『礼器碑』と共に「孔廟三碑」と称した。
歴代の隷書学習者が必ず訪れる模範的な作品である。
『乙瑛碑』は現世最古の明拓本である。
この碑は刻立の日から曲阜孔廟内に位置しており現在見られている存世拓本から見ると、
いずれも斜め亀裂があり自首行「孔子」の下で「作」の字が始まる。
左斜め上方に1道横断し、8、9、11と16行横断箇所に字がないほか、
この亀裂の影響を受けたのは14字で、順に：作、器、馮、監、先、史、首、書、長、器、学、
除、令、史、重要な考証書ではないが、しかし、
この14字を翻刻するのは完全であり偽の証とすることができる。
国家図書館蔵この本は沈樹寛旧蔵明拓割表装本で1冊、冊の高さは31.5センチ、幅は18.9センチ、
半開墨心は高さ24センチ、幅14時8センチ。墨心はいつも21時5分に開き半分は3行を開いて、
5字を行う。
本板の外には墨書の題札「漢乙瑛は孔子廟百石卒史碑明拓本を置いてください」、
スカンジウム「君夢検定」白文方印、「叔□」朱文扁方印、第四開スカンジウム「均初所蔵」
朱文方印がある。取材番号は八三六六一で、一九六三年記入蔵。
この本の3行目の「物語辟」の「辟」の字「」部には下の「口」が見え、「辛」部には3横が見えて「辟字本」と呼ばれている。
「故事」の「故」の字の左下の「口」部は石花とすべてつながっていない。
もう2行目の「常人掌領なし」の「常」の字の下の「巾」部には石花が立っているが、
まだ見分けがつかない。
第三行「謹んで大常に問う」の「大」の字は左上に沈み右上に石花がない。
9行目の「都」の字は左下に石花が連ならず右下に末筆が連なっている。
原書録には「残がある」があり、排比過程で碑文の残闕は発見されていない。
2カ所の誤表装しかなかった：第9回「頓首頓首死罪死罪」は誤表装があり、
第10回「司徒公河南□□□字季高」の12字は「雒陽宮」の後に誤表装された。
特に2カ所目の表装ミスは十二字をなくしたと勘違いしやすい。
この本は表装、誤注、無題跋扈のため、国の貴重な古籍名簿に申請しておらず埋もれた真珠である。.今回、西泠印社出版社が影印出版することができて本当に幸いです。
――国家図書館古籍館金石拓片組盧芳玉

ISBN：9787550837560
出版日: 2022年8月
言語:中国語(簡体・繁体字)
ページ:200
商品サイズ：B4　33.4 x 19.0 x 3.6cm 
商品重量:1310g 
発送方法：取り寄せ