唐の開元9年（721年）、僧侶の大雅が書圣王羲之の字を刻んで完成させたのが「興福寺碑」です。
この碑は「吳文碑」とも呼ばれ、「鎮国大将軍吳文碑」とも呼ばれていますが、
後にこの碑は損壊しました。
明代の万暦年間に、西安南城壕から損壊した「興福寺碑」の下半分が出土されました。
現存しているのは、西安碑林に保管されている碑の残りの部分です。
この半分の碑が出土した後、多くの書家たちから高く評価されました。
清代の学者、楊賓は次のように評価しています。
「唐代に王の書を集めたのは18家あり、その中でも『聖教』が第一であり、
『興福寺』は『聖教』に次ぐものである」と。

王鐸（1592年〜1652年）、字は覚斯、号は嵩樵、河南の孟津出身です。
清代の書道家であり行草書を得意とし顔真卿と米芾の二家の影響を受けました。
彼の筆力は力強く白布に長けています。
遼寧省博物館に所蔵されている「王鐸臨薦福寺碑」の冊子は、
実際には「興福寺碑」を模写したものです。
編者はこの優れた作品を「半截碑」の元拓と対照させ、
書道の学習者に提供しています。
本書の編成と解説は臨本を基準としており拓本と一字一字対照しています。
若干の調整があるかもしれませんが解説は両者が一致しない箇所では、
拓本の原文を括弧で注記しています。

※輸入書籍です。
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印刷、装丁技術などにも日本の製本レベルに差が御座いますので
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ISBN：9787532653553
シリーズ名：一碑一帖
出版日:2019年6月1日
言語:中国語(繁体)
ページ:14
商品サイズ：B4　37.0 x 26.0 x 0.3cm
商品重量:130g
発送方法:定形外郵便