中華民国時代、上海には正書局が多くの碑帖を出版したことがあり、
その中には劉鹗が所蔵していた宋拓の『集字聖教序』があった。
この本の後に董其昌、王鐸、劉鉄雲の3人が跋扈した。
董其昌氏は「この紙は墨が生き生きしていて生き生きとし宋拓中が優れていて、
池家の宝に臨んでいる」と述べた。
明朝の崇禎13年、南京礼部尚書に命を受けた王鐸氏は北京赴任を控えて拓本の後題で、
「宋拓之の精を引く者は彼は刻一刻も珪を執ってその下に拝む」と称賛した。
この蔵本が出版されて間もなく拓本は日本国に流入し三井文庫に所蔵されていた。
この本は日本国で出版されたことがあるが題跋は印刷されていない。
『名碑名帖伝承シリーズ』の編集者はこの拓本をカラー印刷して発売し、
題跋を後に印刷して読者の鑑賞に供した。
『名碑名帖伝承シリーズ』の叢書、書道作品はすべて釈文を補足している。
釈文は一部の異体字、音借字、俗体字を残して書道作品の原形を維持し、
読者が臨写を学ぶのに便利である。

ISBN：9787547277331
シリーズ: 名碑名帖傳承系列　　　
出版日:2021年6月
言語:中国語(繁体字)
ページ:35
商品サイズ:A4　29.5 x 21.0 x 0.5cm
商品重量:170g
発送方法：メール便