顔真卿（709-784）、字清臣、別名応方、京兆万年（現在の陝西省西安）人、
原籍琅玡臨沂（現在の山東省臨沂）。
監察御史、殿中侍御史を歴任した。
後に権臣楊国忠の機嫌を損ねたため平原太守に降格され世は「顔平原」と呼ばれた。
顔真卿は書道が精巧で行、楷書が得意だ。
初学ではチョ遂良、後に張旭に師事してその筆法を得た。
その楷書は端正で雄大で行書の勢いが強く「顔体」の楷書を作り後世に大きな影響を与えた。
本辞書は顔真卿の書道作品をまとめ字頭単位で編成して選択した字句の出所を明記している。
ピンイン索引、筆画索引が付いており検索に便利である。
入選書跡はすべて各博物館の所蔵拓本作品から採集されているため版本の選別、
治学研究の重要な根拠である。
書道愛好家が書体を調べるためのユーティリティブックや草書模写創作のお手本でもある。

ISBN：9787532652983
出版社：上海辞書出版社
出版日:2018年1月
言語:中国語(簡体・繁体)
ページ:335
商品サイズ:A6　14.5 x 21.0 x 3.0cm
商品重量：470g
発送方法：レターパックプラス便