伊秉綬（一七五四―一八一五）、字組似、号墨卿、又号墨庵、福建省寛化に生まれ、
寧化は清朝で汀州府に属したため、世間では『伊汀州』とも呼ばれ、江蘇省揚州で没した。
彼は諸体ともに得意で初期は帖を主とし清代帖から大家劉墉に師事し歳になって隷書に精進し、
『乙瑛碑』『礼器碑』などの漢碑を取った。
伊秉綬隷書は『拙』の表現を重視し美しさを求めず筆法は漢隷書修飾部分の横画の波を省き、
朴厚単一のセンターラインで代替し隷書の審美の新しい典型を開いた。
年（一八一）に建てられた。
紹興沈定庵氏は『伊秉綬書光孝寺虞仲翔祠碑後記』の中でこの祠、
碑がすべて破壊されたことを知り一九七三年十月十四日に紹興古本屋でこの拓片を得たが、
サイズは不明である。
碑文の著者は曽燠、字庶蕃、号賓谷、江西南城人、乾隆進士、彼は虞翻の境遇に深く同情し、
それが屈原、賈誼よりも悲しいと思ってこの文を作った。
この碑の建立時期からこの作品は伊秉綬晩年の作品であることがわかる。
歳から歳までは伊秉綬が書道における『黄金の年』であり、
この時期の著者の体は比較的良い状態にあり揚州が任されていても寧化の家であっても、
詩酒が自ら楽しみ精神が広々としている。
この碑は初期の作品の奇縦の気を脱ぎさらにやせて老成しよく観察すると、
字の中の筆画には多くの震え筆が現れたり体の健康要素が現れたり、わざとやったりしているが、
この作品には何分か精神を凝らして虚実相生の意味があることが分かった。
また、この碑は合計七百三十六字で字数が非常に多く伊隷書辞典ではなく、
伊秉綬隷書を学ぶ書家に絶好の模写テンプレートを提供し非常に貴重である。

ISBN：9787572911897
シリーズ名：経典碑帖 近距離臨書練習カード
出版日:2023年10月

言語:中国語(繁体)
ページ:112
商品サイズ：A4　32.7 x 9.3 x 1.6cm
商品重量：190g
発送方法：メール便