王寵（1494-1533）、字履仁、後字履吉、号雅宜山人、長洲（現在の江蘇蘇州）人。王寵は明朝中期に台頭した「呉門書派」を代表する書家の一人であり、祝允明、文特徴明と並んで「呉門三男」と呼ばれ、博学多才、工篆刻、善山水、花鳥、特に小楷書で一時有名になった。

王寵小楷は古法を得て、古拙の中で美しく、気韻が逸脱して、天は年を偽らず、わずか40歳で終わったが、祝、文と並んで、有明一代の書壇の奇跡と言える。明何良俊は『四友斎書論』の中で、「衡山（文殊明）の後、書道は王雅宜を第一とする」と述べ、王世貞は「正行体を兼ね、古雅な意匠、風韻逸、いわゆる大巧は拙の如し、書家の上乗なり」と述べた。

商品コード：6974309170433
シリーズ名：カード式近距離臨書手本

出版日:2024年1月
言語:中国語(繁体)
ページ:96
商品サイズ：33.5 x 9.0x 1.3cm
商品重量：150g
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