『道徳経』は、『老子』『老子五千文』とも呼ばれ春秋時代の老子の作と伝えられ、道家哲学思想の重要な源である。
趙孟フ（一二五四一三二二）、字子昂、号松雪道人、別署水晶宮道人、鴎波、呉興（現在の浙江湖州）人。

趙孟フは元代初期の書壇と画壇の指導者であり中国史上有数の書道、絵画、文学、音律などの文化分野の集大成者である。

『元史』に掲載された真草篆書隷属は精通しており書道の精緻さで天下に知られている。
趙孟λの伝世書跡が多くその中で『道徳経』はその楷書の代表作と言える。

『道徳経』、紙本、縦二十四時三センチ、横百五十三時三センチ、現在は故宮博物院に所蔵され本は延祐三年（一三一六）、

時は書家六十三歳。巻頭には明代の書家姚綬行書「松雪書道徳経」があり老子の肖像画があり項元汴、項篤寿らの収蔵印がある。

この巻の筆法は穏健で字体は秀麗で筆で穏やかで実務的で筆を起こしてペンを運びペンを収めてすべてとてもはっきりと説明している。

趙氏の楷書を初学した必ず手本の一つである。

ISBN：9787102085975

シリーズ名：古代名家小楷

出版日:2020年12月
言語:中国語（簡体・繁体)
ページ:72
商品サイズ：A4　28.0 x 21.0 x 0.6cm
商品重量：200g
発送方法:メール便