全称『大唐三蔵聖教序』。懐仁は王羲之の行書を集めてできた。唐・咸亨三年（672）十二月に建てられた。行書。30行、83〜88字が異なる。『金石抽出編』載：碑の高さは9尺4寸6分、幅は4尺2寸4分、文は全部で30行だ。現在西安碑林を所蔵している。王氏の書跡の大部分はこれに頼って伝来したので、歴代の書家に重んじられた。『三蔵聖教序』は唐太宗が玄奘法師を顕彰するために西域諸国に行って仏経を求め、帰国後に三蔵要籍を翻訳するために書いたものです。太子李治（高宗）は併記した。

懐仁は長安弘福寺の僧で、文工書ができて、諸寺の依頼を受けて、内府王羲之書跡を借りて、苦心して、二十四年をかけて、集写してこの碑になった。そこで「逸少真筆、咸抽出中」を使用した。碑文は王書の各帖から選び、例えば、知、趣、あるいは、群、然、林、懐、将、風、朗、是、崇、幽、託、為、攬、時、集などの字はすべて『蘭亭序』から取った。懐仁の書学に対する深い造詣と厳密な態度により、この碑の点画の勢い、起落転側、繊微克肖は、王書の特徴と趣を十分に体現し、位置天然、章法ランク理、平と簡静の境界に達した」と述べた。

もちろんこの集字のやり方にもかなりの限界がある。重複する字が少なく変化するように、偏旁接合された字接合体は呼応を欠いている。この碑以降、僧大雅集『興福寺碑』、唐玄序集『新訳金剛経』などはいずれも佳作だったが、『集王羲之聖教序』が最も成功した。

伝世宋拓には墨皇本があり、現在は天津市芸術博物館に所蔵されている。明代劉正宗蔵本、現蔵陝西博物館、1972年に西安碑林石間で宋拓本全体が発見された、他にも郭尚先蔵本など、いずれも影印本行世がある。

商品コード：6974309170891
シリーズ名：カード式近距離臨書手本

出版日:2024年1月
言語:中国語(繁体)
ページ:104
商品サイズ：33.5 x 9.0x 1.3cm
商品重量：150g
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